らんたふぁん

気鋭のエッセイストらんた(id:lantan2015 )氏の文章を題材に、小説について考える。

「紙媒体市場、2024年に1兆円割れ確定」について


なんと今年の紙媒体市場は1兆1000億円割れが確実となりました。という事は残念なんですが2024年に紙媒体市場は2024年、つまり実質来年だよね。1兆を割り込む市場になります。

電子書籍5千億円市場=漫画
紙媒体市場の漫画・コミックス2500億円市場
合計7500億円市場でなんと約50%が漫画・コミックスという信じられない反知性主義の国に堕ちたということです。

という事はこの国漫画・コミックス以外本を読んでないに等しい。さらにここから宗教関連本とビジネス関連書籍を抜いたら文芸は瀕死の状態という意味になる。もうこの国の文化って終わりなのかな。

というかこの国の文系の学問ってもう既に死んでたのかな?

いつもながら、らんた(id:lantan2015 )氏の力強い文章には目を見開かされる。

凡百の書き手であれば「このままの減少幅だと1兆1000億円割れする見込みです」と予測であることを強調したり、あるいはせいぜい「“ほぼ”確実となりました」といった逃げ道を残しておく程度にするところだろうが、らんた氏は違う。

「2024年に1兆円割れ確定」「1兆1000億円割れが確実となりました」と、断固として言い切るのである。これぞまさしく現代の闇に切り込む気鋭のエッセイストの姿というべきであろう。



ちなみにこの近況ノートは、今朝投稿された時点では、全く別のタイトル・内容だったはずなのだが、残念ながら記録を取る間もなく現在のものに差し替えられてしまった。

らんた氏のエッセイでは往々にしてこういう事態が発生するので、自分を含む、らんた氏の文章を一つ残らず熟読したいファンたちには、小まめにバックアップを取る姿勢が常に求められる。

なろうエッセイ19

*らんた先生はこのスレにおいて指摘を受けた際サイレント修正を行うといった行為を確認されているので正当性を確保するために指摘をする際には魚拓を取り、取った日時を併記することを推奨します。